シルババッグの魅力

2015.08.12 Wednesday

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     toronではすっかり定番となったTHE FACTORYのシルババッグがようやく再入荷いたしました。
     
    僕は持ってないのですが、大好きなバッグです。
     
    なぜ持ってないかというと、いつもすぐに売り切れてしまっていたからです。

    今回もたくさんのお客様にお待ちいただいておりました。
     
    特に有名ブランドというわけでもないTHE FACTORYのバッグが
     
    なぜいつも入荷してあっというまに売れてしまうのでしょうか。

    僕自身、初めて見たときにその魅力に吸い込まれるような感覚になりましたし、

    店頭でお客様の反応を見ていても同じ経験をされている方が多いですね。


    このバッグは普通のようでいて不思議な力を持っているのです。
     
     
    素敵な作品には技術はもちろんのこと、
     
    磨かれてきたセンス、そこにたどり着くまでの時間や、
     
    触れられてきた美しいモノやコトが宿っています。
     
    それらの作品は自らが語っているので、説明がなくても魅力を感じることができます。
     
    初めてシルバさんにお会いして、シルバさんの作り出す空間や作品を見たとき、
     
    僕は一瞬でそれを感じることができました。

    アンティークの家具や植物に降り注ぐやわらかな陽光がそのままバッグになった、そんな印象でした。
     
    ありがたいことにそれからずっとよいお付き合いをさせていただき、
     
    貴重なお話を聞かせていただきました。
     
    その中でシルババッグに使われている貴重なヴィンテージリネンのお話になり、
     
    なんとシルバさんのご好意でその現物を頂いてしまうことになったのです。

    元々魅力を感じていたものですが、こうしてご本人からお話を伺うと、

    物語性が増し、さらに魅力的に感じるものですね。


    この生地はフランスの年代物のヴィンテージリネンで、
     
    実際にホテルなどでシーツとして使われていました。

    これをまっ白になるまで漂白したものがシルババッグになります。(多少の汚れは残ります。)

     
    今までは日本の業者を通して仕入れていたのですが、
     
    つい先日、いよいよ在庫も底を突きそうだということで、
     
    シルバさんが自らフランスまで出向き、
     
    現存するすべてのストックを買い占めて来られたのだそうです。

    なぜそこまでこの生地にこだわるのかというと、

    使い込まれた上質なリネンならではの圧倒的な風合いのよさがあるからです。

    何十年も前から使われ洗濯を繰り返されることで、

    リネン特有の強度を保ちながらも、くったりとやわらかくなっているのです。


     
    THE FACTORYでは以前より新しい生地でのシルババッグの製作にトライしています。
     
    ところが今のところ現行のものを超えられないため、製品化にはいたっていません。
     
    ひょっとしたらもっとかっこ良くなるかもしれないし、
     
    やはりヴィンテージの風合いにはかなわない、となるのかもしれません。

    僕の勝手な推測ですが、近づけようとするよりは違うよさを目指すことになるのではないでしょうか。

    とにかくこの生地を使ったシルババッグは今回が最後の製産となります。

    メーカーに在庫のあるうちは追加がききますが、なくなったらそれきりです。

     
    僕個人としても店としても、それはとても寂しいことなので、

    今のうちに買っておかなくては、という気持ちで今回はいつもよりも多めに仕入れをしました。

    またたくさんの方のもとへ届くことを願っております。
     


    まっ白なバッグが皆様の日常を豊かに彩ることとなりますように。
     
    コメント
    バックが汚れたら洗濯できますか?
    特別な汚れというより、外観の四隅とか、
    特には手持ちの部分。
    • by たむら
    • 2016/10/01 9:33 PM
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