朗報 サイズ3
forme オーダー会 2021
2021.09.26 Sunday
forme オーダー会 10/9(土)〜10/17(日)
(火曜日はお休みします。)
恒例のイベントのお知らせです。
期間中、toronの店頭に、forme のサンプルがずらりと並びます。
サイズサンプルも揃うので、納得のいくサイズで、
お好きなデザインの靴をオーダーしていただけます。
ひとりひとりのお客様とじっくり向き合って、
パートナーとなる一足を選ぶお手伝いをさせていただきます。
納品は5〜6月、オーダーの際は、
商品代の3割りを内金としてお預かりさせていただきます。
素敵な出会いに立ち会えることに、今からドキドキしております。
(画像は過去のオーダー会の様子です。)
forme セピア
2021.04.14 Wednesday
むらのある独特のブラウン。
デザイナー自らがブラックの染料と水を、交互に入れた手染めです。
馬革のナチュラルな表情を活かした、
ブラックでもブラウンでもないこの色は
"セピア"と名付けられました。
曖昧な美しさに魅せられた僕は、
これを使って何をオーダーしようか、と悩みましたが、
そうやって考えること自体が楽しいのですよね。
結果、1つには絞れず、ホールカットとダンスシューズの2型にしました。
ホールカットは1枚革のため、縫い目で視線が分断されず、
革の表情がそのまま活かされるからです。
ダンスシューズはつま先に芯がなく、
クタンとした表情がアンティークな雰囲気を持つこの革にピッタリだからです。
→dance shoes / Arno SHF / sepia
→wholecut / Arno SHF / sepia
toronのお客様を救うワークブーツ
2020.11.14 Saturday
革靴が大好きで、出かけるときはほぼ革靴、
というtoronのお客様はけっこう多いと思います。
そして、みなさん共通の課題は、
「雨の日に何を履くか」です。
そこで救世主としてやってきたのが、
このformeのワークブーツです。
toronはスタイルを大切にする店です。
世の中には優れたアイテムがたくさんあって、
それを全部並べていてはキリがありません。
toronならではの目線で、これはtoronのスタイルに必要だ、
と判断したアイテムだけをセレクトしています。
僕が一般的なワークブーツを好きかというと、
そんなことはありません。
ゴツゴツしたものが多く、むしろ苦手です。
toronで提案しているような上品なスタイルには合いにくいからです。
ところが、formeの手によるワークブーツは、
一味も二味も違います。
無骨さの演出と抑制を使い分け
formeならではの洗練されたイメージに仕上げています。
ワークブーツの要素を印象付ける無骨な演出としては、
3mmの厚みがあり、迫力のあるオイリーな牛革、
いつものレザーソール とは違い、ぬかるみも平気な分厚いゴムソール、
ヒモで足首をギュッと縛って履くスタイル、があります。
逆に無骨さを抑制し、formeならではの繊細さを演出しているのが、
ワークブーツによくある大きな金具のハトメ、
雨や泥除けのキルトタン、
ゴツめの糸による粗いステッチ、
これらの仕様を用いていない、ということです。
まるでドレッシーな靴のように、
余計な装飾はなく、
細かいステッチがさりげなく上品に走っています。
雨水を弾くオイリーな革と、
ぬかるみも平気な分厚いゴムソールの組み合わせですので、
これで、雨の日の憂鬱とはお別れです。
これからは雨が降ったらパンツの裾を上げて、
足首を細く絞り、
素敵な足元を披露しながら、
顔を上げて歩きましょう。