嘘じゃないですよ。

2018.07.01 Sunday

0

     

     

    「ちゃんとサイズが合っていて、履きならされた革靴は、ヘタなスニーカーより歩きやすい。」

     

    とは、僕がブログなどでもよく書いていることですが、

     

    どうやらお客様は僕が大げさに言っていると思っていたようでした。

     

    それが分かったのは、僕の私物の靴を履いてもらったときでした。

     

    この写真の右側が新品で、左側が僕が数年履きこんだものです。

     

    履いてもらった瞬間に、お客様の顔が不思議な表情に変わりました。

     

    「え?なにこれ?信じられない感触なんですど…。え?え?履いてないみたい。」

     

    「どうぞ、歩いてみてください。」

     

    「うわっ、うわっ、走れますよ。ジャンプできますよ。」って。

     

    冒頭のセリフを指して、「◯◯さん、僕が嘘ついてたと思ってたでしょ、笑」

     

    と言うと、「はい、思ってました。すみません、ほんとうだったんですね!」

     

     

    その方も多くの人と同じように、革靴は歩きにくいものだと思っていたようで、

     

    先日も仕事用に買った靴が合わなくて困っていたところだったようです。

     

    ちなみにお客様の自己申告が25.5cmで、僕の私物は24.0cmです。

     

    そのことも衝撃的だったようです。

     

    革靴にもいろいろあるということ、

     

    そして、革靴は育つということを感じていただけたと思います。

     

    写真の右側の新品に対して、左の僕の私物は反り上がっているのがお分かりでしょう。

     

    さらに、こちらの2足は元々はまったく同じものなのです。

     

    モデルもサイズも、そしてまるで別物に見える革も同じです。

     

    ほんとうによく育ってくれました。

     

     

    時間をかけて愛するということは幸せなことだと思います。

     

    でも、それはどんな相手にもできることではありません。

     

    それを教えてくれる素晴らしい靴と、

     

    それを理解する素晴らしいお客様とのご縁を丁寧につないでいければ幸いです。

     

    今、toronの店頭に並んでいる、そのみつの履きこまれた靴たちは

     

    僕にはとても幸せな姿に見えます。

     

    どうか、伝わりますように。

    パンプス

    2018.06.29 Friday

    0

       

      今週末から来週末まで開催する「そのみつのオーダー会」にて、

       

      こちらのパンプスもメニューに加えました。

       

      フォーマルのときには、よそ行き顔を柔和に、

       

      カジュアルのときには素顔を凛と見せてくれる素敵な一足です。

       

      履いている女性によると、ヒールの高さを感じさせない歩き心地、だそうですよ。

       

      男性も女性もご来店をお待ちしております。

       

       

      「そのみつ 秋の靴のオーダー会」
      6/30(土)〜7/8(日)

      そのみつ 秋の靴のオーダー会

      2018.06.29 Friday

      0

         

        「そのみつ 秋の靴のオーダー会」
        6/30(土)〜7/8(日)

         

         

        期間中、そのみつの定番品と秋冬の新作のサンプルが見られます。


        お好きな型を革の種類や色を選んで、オーダーすることができます。

         

        例えば、こちらのブーツも対象になります。

         

        イタリアのタンナーの植物なめしのレッドブラウン。

         

        他の革、他の色でもオーダーできます。

         


        なぜ、僕が定期的に靴のオーダー会をするかというと、

         

        ちゃんとサイズの合った靴を履いている人がほとんどいないからです。


        革靴は疲れる、なんていう誤解を解きたいのです。


        だから、必要であれば、甲周りの幅を出したり、高さを出したり、調整もします。


        ピッタリで履かなければ、高いお金を出して革靴を履くメリットは得られませんからね。


        サイズが合っていて、履き慣らした革靴はほんとうに歩きやすく、

         

        スニーカーよりも街歩きには適していると思います。


        そして、何より、そのみつの特徴であるハンドソーンによる歩き心地のよさを体感していただきたいのです。

         

        皆様のお越しを心よりお待ちしております。

         


        ※納期は年内を予定しております。
        オーダーの際には定価の3割をお預かりさせていただきます。

         

         

        そのみつ オーダーの靴が上がって

        2018.05.03 Thursday

        0

           

           

          年末年始のそのみつのオーダー会で初めてtoronに来てくれたお二人。


          出来上がった靴に大満足していただき、そのまま履いて帰られました。


          グリーンとレッドブラウン。


          数年後、さらに素敵になっているであろうその姿に思いを馳せて。


          「そのみつ 秋の靴のオーダー会」
          6/30(土)〜7/8(日)


          次回は秋冬に向けて、ブーツもメニューに加わります。


          詳細はまたご案内させていただきます。

          経年変化の美しいそのみつの靴

          2018.01.07 Sunday

          0

             

             

            お客様が履き込んだボタンシューズです。

             

            修理をするためにお持ち込みされたのですが、

             

            あまりの美しさに、自然とシャッターを切っていました。

             

            この美しさを我が物にしたい、という衝動に駈られたのだと思います。

             

             

             

            革はベジタブルタンニンのグリーンです。

             

            経年変化によって、樹皮や葉っぱのような趣きのある顔つきに育っています。

             

            美しくシワが刻まれ、つま先は自然に反り上がり、

             

            生き生きとした躍動感を感じさせてくれ、

             

            「靴は歩くためにある。」と言わんばかりです。

             

             

             

            アルチザン系などと称される、最初から経年変化しているような表現の靴もありますが、

             

            そうではなく、正真正銘の経年変化による美しさです。

             

            それは靴と足の型が合っていて、歩くことによって育てられた美しさです。

             

             

             

            ドレッシーな靴でも名門とされる海外の靴ブランドがたくさんありますが、

             

            おそらくほとんどの日本人は足と靴の型が合っていなくて、

             

            甲まわりはピッタリでも、カカトが抜けがちになっているのではないでしょうか?

             

            その場合、カカトが抜けないようにして歩くので、

             

            ふくらはぎが疲れたり、姿勢が悪くなったりします。

             

             

            また、大きめを履いて靴の中で足が泳いでしまうようでは、

             

            革底の靴を買うメリットは得られないでしょう。

             

            見た目にも不自然なシワが寄ってしまいます。

             

            革底の靴がゴム底の靴と違うのは、

             

            「履く人の足に合わせて、靴が育ってくれる。」ということです。

             

            型が合わなければ、「育ちが悪い子」になります。

             

             

            残念なことに、日本のブランドですら、日本人の足に合う靴というのは、少ないのです。

             

            ところが、そのみつの靴は日本人の足を優しく包み込んでくれます。

             

            合う靴を履いていないから、自分は26cmだと思っていたけど、

             

            合う靴で試したら24.5cmだった、ということも珍しくありません。

             

             

            ぜひ、この機会に足に合う靴を知ってください。

             

            靴に対する感覚が変わると思います。 オーダー会は1/8(月・祝)までです。

             

            皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。